【東京・三軒茶屋】板蕎麦 山灯香(さんとうこう)

美食

誰かと展覧会を観た後は、どこかに座って何か食べながらあれこれ話をしたいものだ。

この日我々夫婦は、三軒茶屋駅と池尻大橋駅のちょうど中間に位置するギャラリーで行われている小さな展覧会を目当てに出かけた。
それを観た帰り、どこかに座って何かを食べなくてはいられない空気になった。

夫に何が食べたい気分か聞くと、「蕎麦」と答えた。

夜遅くまで営業しているアンティークで落ち着いた蕎麦屋

板蕎麦 山灯香 外観

「蕎麦」と打ち込みGoogleマップで調べると、すぐ近くに見つかったのがこちらの板蕎麦 山灯香。
Googleマップには「夜遅くまで営業しているアンティークで落ち着いた蕎麦屋」と書かれており、口コミの評価も非常に高い。
これは間違いなさそうだ!

着いた時、時間はまだ18時前だったが、中にはすでにお客さんが数組。
オレンジの灯りが柔らかく灯る暗めの店内は、よく見ると年齢層さまざまなカップルばかりである。

とりあえず・・・蕎麦ハイボール?

とりあえず! (左)蕎麦ハイボール (右)かんぱちのお刺身

とりあえずビールかな、とお品書きをめくると、「蕎麦ハイボール」の文字が飛び込んできた。
そば焼酎のソーダ割りか…
いいね!!!
ということで二人そろって蕎麦ハイボールに。
かんぱちのお刺身も注文したところ、どちらも秒速で出てきた。(←ここが大事!)最高だね。乾杯~。

かんぱちのお刺身は、山わさびとお醤油が初めからかかっているので煩わしさゼロ。
薬味も、ネギ・みょうが・大葉がミックスされた状態で盛ってあるのでザクっと適当にさらってお刺身と一緒に口に運ぶだけでベストバランス
かんぱちは脂がのっていて、もう100点だよ~。

カジュアルなデートにぴったりの雰囲気

蕎麦が来るまで、私たちは蕎麦ハイボールを飲みながらこの店の異様な雰囲気の良さについて話し合った。

天然木を使った低いテーブルは、細い板同士が伝統的な継ぎ方で接合されて大きな一枚の板になっている。
背もたれの無いずっしりした丸椅子は触ると陶器製。
テーブルの上の七味の容れ物、壁に飾られた藍染のざる、レジ台になっている和箪笥…

うっすらと流れる耳障りの良いジャズに至るまで、この店にはピカピカに新しいものは一つも見当たらない
時間の経過が刻まれた、風合いのあるインテリアで統一されているのだ。
これが一朝一夕では作り出せない「落ち着き」である。

席に着き、テーブルの脇に用意されたごつごつした湯飲みに冷たい蕎麦茶を注ぎその香りを嗅いだ瞬間、ほっと心がほぐれる。
ずっと昔から知り合いだったみたいに話が弾むに違いない。

個室やカップルシートでびしっと決めたデートもいいけど、こんなカジュアルなデートも素敵だね。

なんて話してたら板蕎麦が来た来た!

板蕎麦到着~!

おためし蕎麦切り(太麺)

私は一番ベーシックな「お試し蕎麦切り」、夫は「天ぷら蕎麦切り」を注文。
そういえば「板蕎麦」ってなに?
「蕎麦切り」ってなに?
家に帰ってから調べてみた。

板蕎麦とは

板そば(いたそば)とは、山形県内陸部で広く食べられる蕎麦(そば)の一つである。

昔大きな長い板や木箱にそばを盛り付け、農作等の共同作業や集会後に振舞ったのが由来とされている。本来は大きな木箱に盛られた山形風田舎そばを、複数の同席者で分け合って食べられていた。また、一緒に食べた人との仕事や人間関係のご縁が、水(縁)がこぼれ落ちる「ざる」ではなく、早く「板」に付きますよう(順調になりますように)との願かけと、細く長くそばに居られますようにとの縁起を担いで、「板そば」が振舞われ、仲間が揃った時に食べる縁起のいい〆の食べ物とされている。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

いい話・・・。やはりデート向きですね、板蕎麦。

蕎麦切りとは

本来、蕎麦にはさまざまな食し方があるが、麺にした蕎麦、すなわち蕎麦切り(そばきり)が普及してからは、単に蕎麦と言うと蕎麦切りを意味する。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

なるほど、つまり現在私たちが普段「蕎麦」と呼んでいる食べ物は、「蕎麦切り」のことなのか!

初めて食べる板蕎麦のお味は?

板蕎麦、蕎麦切りの意味が分かったところでお味は…?
美味です!!!!
私が注文した「お試し蕎麦切り」は2種類のつゆが試せる。
一つは風味豊かなだしつゆ。もう一つは初体験ごまだれ

・・・来てよかった。
あとは語彙が足りませんので、是非実際に足を運んでみてください。

〆の蕎麦湯

本当はいろんな日本酒が気になったけどお腹いっぱい!
〆の蕎麦湯で大満足~。

帰る頃には外に行列が!
早めに行ってラッキーだった。
素敵なデートになりました。

板蕎麦 山灯香(いたそば さんとうこう)
東京都世田谷区太子堂1-4-35 ニシムラアートビル1F
※営業時間、定休日等はお店の公式情報をご確認ください。
◆公式サイト http://foodgate.net/shop/santoko.html

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