国立新美術館の後は、さっさとどこかへ移動が吉
展覧会を観た後は、どこかに座ってエネルギーを補給するのが定番となっている我々夫婦。
この日は東京・六本木の国立新美術館美術館で「古典×現代2020-時空を超える日本のアート」を鑑賞。
日時指定予約で15:30に会場に入り、じっくり2時間も観ていた。
脳のエネルギーはゼロである。
これまでに何度も同じ過ちを繰り返してきた私から過去の私へ。
国立新美術館の後は、さっさと乃木坂駅から電車に乗れ!
国立新美術館の周りって、ちょうど何もない。
頑張って六本木方面に歩いても、チェーン店か高級店ばかりでどうも居心地が悪いのだ。
この日はワタリウム美術館の夜間開館を目掛けて、乃木坂駅から千代田線で1駅の表参道へ移動することにした。
原宿・キャットストリートの本格ガレット&クレープ専門店「ラ・フェ・デリース」

表参道駅に着き、GYRE GALLERYも観なきゃいけないんだった!と思い出した我々は、表参道駅のA1出口からまっすぐ原宿方面へ。
GYREに着いたけど腹ペコで、ビルに入る元気が出ない…
そこでおもむろに脇のキャットストリートへ曲がってみた。
あてもなく、メインストリートを一本左に入ってみると・・・!
こんなかわいいお店あったっけ?!
アンティーク木馬の前で思わず立ち止まった。
ここはフランス・ブルターニュ地方の本格ガレットとクレープが楽しめるお店
ラ・フェ・デリース
今日はここに決定!!!!
「かわいい」連呼してすみません

とても感じの良い店員さんに案内され店内へ。
かわいい…かわいい…
注文を終えた後、店員さんに店内の写真を撮っても良いか聞くと、快くOKしてくださった。
真っ赤な壁、アンティークな雑貨たち。
かわいい…かわいい…(無限ループ)

か わ い い っ ! !
これがインスタ映えというやつだ。
そうここはカワイイの聖地・原宿。
ちなみに、ラ・フェ・デリースさんは公式Instagramをやっていらっしゃる。
目の保養にどうぞ!
欲張りなセットメニューに大満足
注文はおすすめのセットメニューにした。
・食前酒のシードル
・お食事ガレット
・デザートのクレープ
上記がセットの内容。
しょっぱいのも甘いのも、両方食べたい人には嬉しい。

フランスのブルターニュ地方の名物、そば粉のガレット。
ブルターニュ産のりんごの発泡酒、シードルを合わせるのが定番なのだそう。
シードルを注ぐのは、「ボレ」と呼ばれるシードル専用の陶器のカップ。
口の直径10センチ以上あり、店員さんがなみなみ注いでくれるのでとてもお得感がある。
実はシードルって甘いジュースみたいなイメージであまり好きではなかったのだが、こちらのお店でブルターニュ産の辛口シードルを飲んで、見方が変わった!
すっきりしておいしい~!!
ぶどうのワインにも引けを取らない魅力を感じた。

お食事ガレットは数種類の中から選ぶことができる。
私は、チーズ、ハム、卵の定番。
夫は、飴色玉ねぎ、チーズ、卵。
おいしい!!
もっちり・サクサクの焼き立てガレット生地に折りたたまれているのは、こだわりのグリュイエールチーズ。
ナイフで切る度びろーんと伸びる幸せ。
卵黄を割って、生地とハムを付けながらいただくと、それぞれの塩気が効いてる。
シードルもう一杯!
陽気な店員さんが、ニコニコしながらなみなみ注いでくれる。
なんか最近コロナでスーパーやコンビニの接客しか受けてなかったから、気さくに他愛無いお話をしてくれる店員さんとのコミュニケーションが本当に嬉しい。
日常を取り戻したようで、沁みるひと時だった。

意外とお腹いっぱいだが、デザートのクレープもボリューミー。
こちらも味を数種類の中から選択する。
私はキャラメル、夫はヌテラ(チョコレート)にした。
このソースがしっかり甘くて最高。
クレープ生地は香りは豊かで甘みは控えめ。
極上のすべすべもちもち食感は、例えるなら赤ちゃんの肌。
添えられているのはアイスクリームとホイップクリーム。
いくつもの味が楽しめる一皿だ。
次も来たいお店
大満足。
ごちそうさまでした。
おしゃれでデートにも最高だし、かわいい壁紙の席を予約して女子会も楽しそう。
次回この辺りに来ることがあったら是非また来たいね、と夫と話しながら、ワタリウム美術館へ向かった。

La fee delice(ラ・フェ・デリース)
東京都渋谷区神宮前5-11-13
TEL.03-5766-4084
ショップカードに記載はないが月曜定休。
新型コロナウイルス対策のため、営業時間も若干異なる。
※詳しくはお店にお問合せください。
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